私は

歴史小説を読むのはあまり好きではないんです。

 

なぜかというと、小説家のイマジネーションで構成された
虚構の内容に歴史的事実を織り交ぜられると
真実の歴史が違った方向に向けられるからなんです。

 

小説として過去の歴史に触れより、
実際に時代考証されている研究者の書かれているものの方が
真実を教えてくれると思っているからなんです。

 

実際過去に話題になった歴史小説の内容が
マスコミの手に寄ることも災いして、
真実がゆがめられて一般常識として認識されたことがあり、
ちょっとオーバーですが切歯扼腕に近い感情を抱いたこともあります。

 

しかし、虚構と事実がベースの歴史小説も
読み方を変えれば、全く新しい閃きに導かれることもあります。

 

小説家が作り出した小説を如何に自分が置かれている
現在に生かすか考えながら読むと、
また一味違った思いにとらわれるものです。

 

一例として取り上げた小説は「百田尚樹」「海賊と呼ばれた男」です。

 

この小説のは「出光興産」を作った「出光佐三」の伝記小説です。

 

映画化もされたのでそちらを見られた方もいると思います。

 

内容は起業して紆余曲折を味わいながらも
願望を達成した成功談なので取り分け目新しい展開がある訳ではありません。

 

しかし、主人公の目標に向けてたゆまず、突き進む生き方や
考え方はこれから願望を実現させようと頑張っている人には
何らかのヒントを見つけることが出来るかもしれません。

 

時には、成功哲学書よりも歴史小説や伝記小説から
閃きを得ることもあるのです。

 

海賊とよばれた男 文庫 (上)(下)セット