学生に与う

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『学生に与う』（がくせいにあとう、1940年）は
河合栄治郎が著した哲学、教育論、知的生活論、人生論の書です。

今から74年前の名著です。

昭和戦前の戦時下では、ファシズムの嵐が吹き荒れて、
マルクス主義は弾圧され、自由主義までもが
圧迫されようとしていました。

そうした時代で、時代をリードする主柱が見つからず、
何を頼りに生きようかと模索していた大学生、高等学校生のために、
東京帝国大学経済学部教授だった河合栄治郎は
学生叢書を企画、編集、出版し、さらには
自身独自の著書『学生に与う』を刊行しています。

本書の構成
（第１部・価値あるもの）
（Ａ教育論）
1はしがき、2社会における学生の地位、3教育、4学校
（Ｂ哲学）
5教養(1)、6教養(2)、7学問、8哲学、9科学、10歴史、11芸術、12道徳、13宗教
（第２部・私たちの生き方）
（Ｃ知的生活論）
14読むこと、15考えること、書くこと、語ること、16講義、試験
（Ｄ人生論）
17日常生活、18修養、19親子愛、20師弟愛、21友情、22恋愛、
23学園、24同胞愛、25社会、26職業、27卒業

著者　河合栄治郎氏に関連する参考サイト
「青木育志の書斎」（河合栄治郎氏についての１文は
大変参考になる貴重なものと思います。）
河合栄治郎とともに三十年

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アマゾンでは古書がプレミア価格がついて販売されています。
稀覯本収集されている方にはそちらが宜しいかと・・・・
学生に与う　河合栄治郎 (著), 河合榮治郎研究会 (編さん)

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